2025/02/21 00:33

こんにちは、江崎製麺有限会社です。
今回は、当社が製造・販売している「福島ラーメン」についてご紹介します!
福島ラーメンは、昭和35年に福岡県八女市で誕生した昔ながらの棒ラーメン。
一度は生産が途絶えましたが、当社がその伝統を引き継ぎ、今も変わらぬ味を守り続けています。
「どんなラーメンなの?」「なぜ八女で長年愛されてきたの?」
そんな疑問にお答えしながら、福島ラーメンの歴史やこだわり、そして美味しい食べ方をご紹介します!
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福島ラーメンの歴史
福島ラーメンの誕生
福島ラーメンは、昭和35年(1960年)、福島製麺製粉所によって生み出されました。
当時はまだ袋入りインスタントラーメンが珍しい時代でしたが、福島ラーメンは棒ラーメンという形で登場し、多くのご家庭に広まりました。

最盛期には年間売上10億円を記録したこともあり、昭和40年代には八女市の代表的な食品の一つとして親しまれていました。
しかし、時代の流れとともに福島製麺製粉所は事業を終了。
この福島ラーメンを「福岡八女の伝統として守りたい」という思いから、当社が製造を引き継ぐこととなりました。
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江崎製麺が受け継ぐ「福岡八女の味」
伝統の味を守るために
江崎製麺は昭和36年創業の製麺所です。
創業以来、ラーメン、うどん、そば、冷や麦などの乾麺を製造してきましたが、25年ほど前に福島ラーメンの製造を引き継ぐこととなりました。

八女の地で生まれ、育まれたラーメンだからこそ、私たちはこの味を守り続けることに強い責任を感じています。
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福島ラーメンのこだわり
1. のどごしの良い棒状ラーメン
福島ラーメンは、昔ながらの熟成麺製法で作られていて、乾麺ならではのコシの強さと、つるっとしたのどごしの良さが特徴です。
シンプルな製法だからこそ、小麦の風味をしっかり感じられます。
2. 粉末ではなく「練りスープ」
一般的な即席ラーメンでは粉末スープが主流ですが、福島ラーメンではペースト状に練り上げたスープを使用しています。
これにより、スープが麺にしっかり絡み、より深い味わいを楽しめます。
「しょうゆ味」「とんこつ味」の2種類をご用意していますので、お好みに合わせてお選びください。

福島ラーメン とんこつ味
3. 伝統の製法でじっくり乾燥
当社では、福島ラーメンを昔ながらの製法でじっくりと仕上げています。
乾麺の製造には「湿度管理」が非常に重要です。
特に冬場は乾燥しすぎると麺が割れてしまうため、職人が微調整を行いながら最適な状態を維持しています。
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福島ラーメンのおいしい食べ方
基本の調理方法
1. 鍋にたっぷりのお湯を沸かし、麺を約3分間茹でます。
2. 添付の練りスープを丼に入れ、お湯でよく溶かします。
3. 茹で上がった麺を湯切りし、スープに入れます。
4. お好みでネギ、チャーシュー、煮卵、メンマなどをトッピングしてお召し上がりください。
アレンジレシピ
- 焼きラーメン:麺を茹でた後、フライパンで軽く炒めてスープを絡める
- 煮込みラーメン:鍋で野菜や肉と一緒に煮込んでコクをプラス
- 冷やしラーメン:氷水で締めた麺に冷製スープをかけてさっぱりと
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地域とのつながり – 江崎製麺の取り組み
「味噌汁一番」— 手軽に楽しめる乾麺
福島ラーメンの製造だけでなく、当社では他にもさまざまな乾麺を製造しています。
「味噌汁一番」は、通常の麺の半分ほどの長さで、お吸い物や味噌汁の具材にぴったりの乾麺。
茹で時間3分と手軽に調理できることから、幼児の離乳食や高齢者の嚥下食としても人気です。
「運命の赤い糸」— 恋愛成就のご当地ラーメン
水田天満宮・恋木神社とコラボした、赤いラーメン。
自然由来のクチナシで色付けされ、パッケージには「恋愛ワンポイントアドバイスくじ」が入っています。
八女の特産品として、お土産にもぴったりです。
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福島ラーメンを未来へ – 変わらぬ味をお届けします
福島ラーメンは、八女で生まれ、受け継がれてきた伝統の味です。
これからも江崎製麺は、皆さまに愛されるラーメンを作り続けてまいります。
「昔ながらの棒ラーメンを味わいたい」
「手軽に作れて本格的な味を楽しみたい」
そんな方は、ぜひ福島ラーメンをお試しください!
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「八女筑後の味、伝統の味を、未来へ。」
これからも江崎製麺をよろしくお願いいたします。
